国際シンポジウム“世界とアジアの食料問題 -コメと魚の将来性は-"International Symposium "Prospects for Rice and Fish2009/03/12

魅力ある大学院教育イニシアティブ「世界戦略的フードサイエンス教育」国際シンポジウム “世界とアジアの食料問題 -コメと魚の将来性は-" が九州大学大学院生物資源環境科学府とアジア総合政策センターの共催により福岡リーセントホテルにて行われました。

招待講演者として米国アーカンソー大学農学部のエリック・ウェイルス教授、英国セントアンドリュース大学生物学部のバレリー・スミス教授が招かれました。

ウェイルス教授は「世界のコメ需給予測。価格高騰は再来するか?」というタイトルで、未来の世界におけるコメの価格についての動向予測などについて講演されました。

スミス教授は「英国と北欧から学ぶ養殖漁業の現状と将来」というタイトルで、現在ヨーロッパ特に英国における養殖漁業の状況、そして養殖漁場で深刻な問題を引き起こす魚介類への細菌やウイルス感染の実態について講演されました。

その後コーヒーブレークをはさみ、座長である九州大学農学研究院伊東正一教授と3人をパネリストとして会場の参加者との意見交換が行われ、遺伝子組み換えの行われた農作物や魚介類についての安全性や消費者への受けとめかたなど活発な議論が行われました。

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